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2025年に断熱等級4が義務化?新築住宅の省エネ基準を解説

2025.03.22

2025年、新築住宅の省エネルギー基準が大きく変わります。
これまで以上に断熱性能が求められるようになり、断熱等級4が義務化されるのです。
この変更は、光熱費の削減や快適な住環境の実現に大きく関わってきます。
これからマイホームを検討する方にとって、この新たな基準を理解することは非常に重要です。
今回は、2025年からの断熱等級4の義務化について、新築住宅の省エネ基準、断熱等級、光熱費削減、そして将来的な省エネ基準強化への対応策などを解説していきます。

 

2025年からの断熱等級4の義務化とは何か?その影響と対策

 

省エネ基準と断熱等級4の義務化の概要説明

 

2025年4月から、改正建築物省エネ法の施行により、新築住宅の省エネ基準適合が義務化されます。
これは、2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環であり、建築物からのCO2排出削減を促進するための重要な政策です。
具体的には、新築住宅は「断熱等級4以上」および「一次エネルギー消費量等級4以上」を満たす必要があります。
これまで、省エネ基準は延床面積300㎡以上の建築物にのみ適用されていましたが、今回の改正で住宅を含む全ての建築物に拡大されました。

2025年からの義務化で何が変わるのか?

 

義務化によって、まず大きな変化として挙げられるのは、断熱等級3以下の住宅が建築できなくなることです。
これまで、断熱等級は1~7までの等級で表され、数字が大きいほど断熱性能が高いことを示していました。
等級4は以前は最高等級でしたが、今後は最低基準となります。
これは、住宅の断熱性能が大きく向上することを意味します。
また、建築コストの上昇も予想されます。
断熱等級4を満たすためには、高性能な断熱材や窓などの採用が必要となり、建設費用が増加する可能性があります。
さらに、建築工程にも影響が出ることが予想されます。
設計段階から断熱性能を考慮する必要があり、施工業者も新しい基準に対応するための知識や技術の習得が必要になります。

断熱等級4を満たすための具体的な方法

 

断熱等級4を満たすためには、建物の外皮(壁、屋根、床、窓など)の断熱性能を高める必要があります。
具体的には、高性能な断熱材を使用したり、断熱性の高い窓を採用したりすることが有効です。
断熱材の種類は、グラスウール、ロックウール、発泡ウレタンなど様々あり、それぞれの特性を理解した上で適切な選択が必要です。
窓は、複層ガラスやトリプルガラスを採用することで断熱性能を向上させることができます。
また、窓枠の材質も重要で、樹脂製サッシはアルミ製サッシに比べて断熱性能が高いです。
さらに、気密性能を高めることも重要です。
気密性の高い住宅は、外気の侵入を防ぎ、冷暖房効率を向上させます。
気密測定を行い、必要に応じて気密対策を行うことで、断熱性能の向上に繋がります。

光熱費削減と快適な住環境を実現するためのポイント

 

断熱等級4を満たす住宅は、光熱費の削減に大きく貢献します。
夏は涼しく、冬は暖かい快適な住環境を実現することで、冷暖房の使用頻度を減らすことが可能です。
さらに、高効率な給湯器や照明器具を採用することで、エネルギー消費量をさらに削減できます。
太陽光発電システムの導入も検討すると、光熱費を大幅に削減できる可能性があります。

2030年以降を見据えた省エネ住宅選びの注意点

 

2030年には、省エネ基準がさらに強化され、断熱等級5が最低基準となる可能性が高いです。
そのため、2025年の基準を満たす住宅を購入しても、数年後には基準を下回ってしまう可能性があります。
将来的な省エネ基準の強化を見据え、より高い断熱性能を持つ住宅を選ぶことが重要です。

 

 

断熱等級4以上の住宅選び・快適な未来のための家づくり

 

断熱等級と光熱費の関係性

 

断熱等級が高いほど、冷暖房の効率が向上し、光熱費を削減できます。
断熱等級4と断熱等級6を比較すると、年間の光熱費に数万円から数十万円の差が生じる可能性があります。
これは、住宅のライフサイクル全体で見ると大きな金額となります。

断熱等級による快適性の違い

 

断熱等級が高い住宅は、室温の安定性が高く、快適な住環境を実現できます。
特に、冬の底冷えや夏の暑さ対策に効果を発揮します。
また、部屋ごとの温度差が少なくなるため、ヒートショックのリスク軽減にも繋がります。

高断熱住宅のメリット・デメリット

 

高断熱住宅のメリットは、快適な住環境と光熱費削減です。
デメリットは、初期費用が高くなることです。
しかし、長期的に見ると光熱費の削減効果によって、初期投資以上のメリットを得られる可能性が高いです。

住宅選びにおける重要なチェックポイント

 

住宅を選ぶ際には、断熱等級だけでなく、窓の種類、換気システム、気密性能なども重要です。
これらの要素を総合的に考慮し、快適で省エネ性能の高い住宅を選びましょう。
また、建築会社の実績や信頼性も重要なチェックポイントです。

後悔しないための賢い住宅選び

 

後悔しない住宅選びのためには、専門家への相談も有効です。

 

 

まとめ

 

2025年からの断熱等級4義務化は、住宅の省エネ化を促進する重要な政策です。
この変更によって、住宅の建築コストや建築工程に影響が出ることが予想されますが、快適な住環境と光熱費削減という大きなメリットも得られます。
マイホーム購入を検討する際には、断熱等級だけでなく、窓の種類、換気システム、気密性能なども考慮し、将来を見据えた賢い選択をすることが大切です。

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