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水害に強い家を実現する秘訣・注文住宅で安心の暮らしを手に入れる方法!

2025.03.18

近年、日本各地で頻発する水害。
大切な家族と暮らすマイホームを守るためには、水害への対策が不可欠です。
注文住宅を検討中の方にとって、水害に強い家づくりは重要な関心事と言えるでしょう。
今回は、水害に強い家を建てるためのポイントを、土地選びから建築、維持管理まで、段階的に解説します。
安全で安心できる住まいを実現するための情報を、分かりやすくご紹介します。

水害に強い家を建てるための土地選びと建築方法

 

水害リスクの低い土地を見つけるポイント

 

土地選びは、水害に強い家づくりの第一歩です。
まず、国土地理院のハザードマップで、対象となる土地の浸水リスクや土砂災害リスクなどを確認しましょう。
ハザードマップは、自治体のホームページでも確認できます。
浸水想定区域や避難場所の情報が掲載されているので、水害リスクの高低を判断する上で重要な資料となります。

次に、土地の標高や周囲の地形を確認します。
周辺よりも低い土地は、水害時の浸水リスクが高まります。
海や河川から離れているか、埋め立て地ではないかも重要なポイントです。
埋め立て地は地盤が緩く、液状化現象のリスクも高いため注意が必要です。
過去の洪水履歴なども調べておくことで、より詳細なリスク評価を行うことができます。

水害に強い家の建築における重要な要素

 

水害に強い家の建築においては、建物の構造や素材選びが重要になります。
基礎を高くする「高床」工法は、床下浸水を防ぐ効果があります。
基礎の高さは、地域の浸水リスクや予算に合わせて検討する必要があります。
また、高床にすることで、床下換気を改善し、湿気による腐食を防ぐ効果も期待できます。

「かさ上げ」は、敷地全体を盛土することで建物の基礎の高さを上げる方法です。
高床工法と同様、浸水リスクを軽減しますが、土砂崩れのリスクやコスト、高さ制限などの課題も考慮する必要があります。

かさ上げ・高床・囲む・建物防水の具体的な方法とメリットデメリット

 

1: かさ上げ(盛土)

メリット:浸水リスクの大幅な軽減、外部からの視線遮断効果。
デメリット:高額な費用、土砂崩れの可能性、高さ制限への抵触の可能性、地盤沈下のリスク。
具体的な方法:地盤調査を実施し、十分な強度を確保した上で盛土を行います。
自治体への申請手続きも必要です。

2: 高床:

メリット:床下浸水の防止、床下空間の有効活用、湿気対策。
デメリット:建築コストの上昇、設計上の制限(高さ制限、日照権など)、出入りの不便さ。
具体的な方法:基礎を高くすることで床下を確保します。
基礎の種類や高さは、地域の気候や地盤状況に合わせて設計します。

3: 囲む

メリット:敷地への水の流入を防ぐ、比較的コストを抑えられる。
デメリット:日照不足の可能性、通風の悪化、デザイン性の制限。
具体的な方法:高い防水性の塀で敷地を囲みます。
門扉の設計も重要で、水位上昇時に確実に閉鎖できる構造にする必要があります。

4: 建物防水

メリット:浸水を直接防ぐ、比較的容易に施工可能。
デメリット:定期的なメンテナンスが必要、大きな亀裂には対応できない。
具体的な方法:防水性の高い外壁材を使用し、窓やドアなどの開口部にも防水処理を施します。
定期的な点検とメンテナンスが不可欠です。

 

 

水害に強い家を実現するための維持管理と対策

 

定期的なメンテナンスの重要性と具体的な方法

 

水害に強い家を実現するためには、建築後も定期的なメンテナンスが不可欠です。
屋根や外壁の点検・補修、排水溝の清掃など、専門業者に依頼するメンテナンスと、日常的にできる清掃を組み合わせることで、建物の劣化を防ぎ、水害への備えを強化できます。

具体的には、屋根の瓦のズレや破損、外壁のひび割れ、雨どいの詰まりなどを定期的に点検し、必要に応じて修理や塗装を行います。
また、排水溝や雨水枡の清掃も、浸水リスク軽減に効果があります。

水害発生時の緊急対応と備え

 

水害発生時には、迅速な避難行動が最も重要です。
事前に避難経路や避難場所を確認し、家族で共有しておきましょう。
また、非常食や飲料水、懐中電灯などの防災用品を準備し、定期的に点検・補充することも大切です。

浸水被害が予想される場合は、家具や電化製品を高い場所に移動させたり、重要な書類などを防水袋に入れて保管したりするなどの対策も有効です。

水害リスク軽減のための保険活用

 

水害リスクを軽減するために、火災保険や地震保険などの活用も検討しましょう。
多くの保険会社が水害による損害を補償するオプションを提供しています。
保険内容をよく理解し、自分の家の状況に合った補償内容を選択することが重要です。

保険加入にあたっては、建物の構造や場所、過去の災害履歴なども考慮し、専門家と相談しながら最適なプランを検討しましょう。

 

 

まとめ

 

今回は、水害に強い家を建てるための土地選び、建築方法、そして維持管理について解説しました。
水害はいつ起こるか予測できない自然災害です。
しかし、適切な対策を行うことで、リスクを軽減し、安全で安心できる住まいを実現できます。

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