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キッチンの通路の幅を110cmに?成功と失敗を分けるポイント

2025.03.17

キッチンは、家族の生活の中心となる大切な空間です。
その中でも、キッチンの通路幅は、使い勝手を大きく左右する重要な要素です。
狭すぎると動きづらく、広すぎると無駄なスペースが生じてしまいます。

注文住宅を建てる際には、最適な通路幅を選ぶことが、快適な暮らしを送る上で不可欠です。
今回は、キッチンの通路の幅を110cmにすることに焦点を当て、そのメリット・デメリットを具体的に解説します。

キッチンの通路の幅を110cmにするメリットとデメリット

110cmの通路幅のメリット

110cmの通路幅は、2人以上が同時にキッチンを使用する場合でも、快適に作業できる広さを確保できます。
朝の忙しい時間帯でも、スムーズに動けるため、ストレスを軽減できます。

また、冷蔵庫や食器棚の扉を開閉する際にも、十分なスペースが確保できるため、ぶつかる心配も少なく、安全に作業できます。
さらに、作業スペースを広くとれるため、調理効率の向上にも繋がります。

110cmの通路幅のデメリット

110cmの通路幅は、キッチン全体の間取りによっては、他の空間を狭くしてしまう可能性があります。
特に、キッチンがコンパクトな場合や、リビングダイニングとの一体感を重視する場合には、注意が必要です。
また、通路幅が広い分、キッチン全体の面積も大きくなり、コスト増加につながる可能性も考慮する必要があります。

他の通路幅との比較検討

70cmの通路幅は、一人暮らしや、キッチンを主に一人で使用する場合には十分な広さですが、複数人で使用する場合には狭く感じる可能性があります。

90cmの通路幅は、一人での作業には快適ですが、複数人で使用する場合は、やや狭く感じるかもしれません。

一方、120cmの通路幅は、複数人で同時に作業する場合や、大型の冷蔵庫を使用する場合にも余裕のある広さです。
しかし、広すぎることで、無駄なスペースが生じる可能性もあります。
それぞれの通路幅のメリット・デメリットを比較検討し、ご自身のライフスタイルに最適な幅を選ぶことが重要です。

キッチンの通路の幅を110cmにするための設計上のポイント

冷蔵庫や食器棚の配置

冷蔵庫や食器棚の配置は、通路幅110cmを確保する上で非常に重要です。
冷蔵庫は、扉を開けた際に通路を塞がないように、十分なスペースを確保する必要があります。
食器棚も同様で、扉や引き出しの開閉スペースを考慮した配置が必要です。

ワークトライアングルの形成

ワークトライアングルとは、コンロ、シンク、冷蔵庫の3点を結んだ三角形の動線のことです。
この三角形の各辺の長さを適切に設定することで、作業効率が向上します。
通路幅110cmを確保することで、ワークトライアングルを形成しやすく、効率的なキッチンを実現できます。

その他家具との兼ね合い

キッチン周辺には、テーブルや椅子など、様々な家具が配置されることがあります。
これらの家具の配置も、通路幅110cmの確保に影響を与えます。
家具のサイズや配置を事前に検討し、通路幅を確保できるようなレイアウトにする必要があります。

間取り全体のバランス

キッチンだけでなく、リビングやダイニングなど、間取り全体とのバランスも考慮することが重要です。
通路幅110cmを確保するために、他の空間を狭くしすぎないように注意が必要です。

まとめ

今回は、キッチンの通路の幅を110cmにするメリット・デメリット、他の通路幅との比較、そして110cmの通路幅を実現するための設計上のポイントについて解説しました。

110cmの通路幅は、複数人でキッチンを使用する家庭にとって快適な広さですが、間取り全体とのバランスを考慮する必要があります。
ご自身のライフスタイルや家族構成、キッチンのレイアウトなどを総合的に判断し、最適な通路幅を選択することが重要です。

冷蔵庫や食器棚、その他家具との配置、ワークトライアングルの形成を考慮し、快適なキッチン空間を実現しましょう。
後悔のない選択をするため、様々な情報を参考に、じっくりと検討することをお勧めします。

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