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新築住宅の階段選び!種類と配置のポイント

2025.07.8

新築を計画中の方、ワクワクする家づくりも、同時に多くの決断を迫られますよね。
その中でも特に重要なのが、階段選びです。
階段は単なる移動手段ではなく、家の雰囲気や暮らしやすさを大きく左右する要素。
デザインだけでなく、安全性や使い勝手、そして空間への影響まで、様々な点を考慮しなければなりません。
そこで今回は、新築住宅における最適な階段選びをサポートするため、階段の種類と配置について解説します。

 

新築住宅の階段の種類

 

直線階段の特徴と選び方

 

直線階段は、シンプルで上り下りしやすいのが最大の魅力です。
コストを抑えられる点もメリットと言えるでしょう。
しかし、まっすぐなため、転倒時の危険性も考慮しなければなりません。
小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、手すりの設置や踊り場の設置を検討しましょう。
踊り場があれば、万一転倒しても衝撃を和らげることが期待できます。
また、直線階段は空間を広く使える一方、設置場所によっては圧迫感を与えてしまう可能性もあります。

 

折り返し階段の特徴と選び方

 

折り返し階段は、踊り場を挟んでU字型に折り返す階段です。
直線階段に比べて勾配が緩やかになり、上り下りが楽になります。
踊り場があることで安全性も向上します。
ただし、直線階段に比べて設置面積が大きくなります。
また、大型家具の搬入が困難になる可能性も考慮する必要があります。

 

L字階段の特徴と選び方

 

L字階段は、途中で90度折れ曲がる階段です。
限られたスペースでも設置できるため、コンパクトな住宅に適しています。
踊り場を設けることで、安全性を高めることも可能です。
直線階段や折り返し階段と比較すると、設置面積は小さく済みます。
しかし、曲がり角での転倒リスクを軽減するためにも、手すりの設置は必須です。

 

らせん階段の特徴と選び方

 

らせん階段は、省スペースで設置できるおしゃれな階段です。
独特のデザインは、空間のアクセントとして魅力的です。
しかし、踏板が狭く、上り下りがしにくいというデメリットがあります。
小さなお子さんや高齢者には不向きと言えるでしょう。
また、大型家具の搬入も困難です。
コストも他の種類に比べて高くなる傾向があります。

 

 

新築住宅の階段の配置

 

リビング階段のメリットとデメリット

 

リビング階段は、家族のコミュニケーションを促進するのに役立ちます。
常に家族の様子が分かり、お互いの存在を感じながら生活できます。
しかし、冷暖房効率の低下やプライバシーの確保が課題となる可能性があります。
断熱材の工夫や適切な間仕切りによって、これらのデメリットを軽減できるケースもあります。

 

ホール階段のメリットとデメリット

 

ホール階段は、リビングと階段を分離することで、プライバシーを守り、生活音の軽減に繋がります。
また、来客時にもリビングを通らずに済むため、便利です。
しかし、家族間のコミュニケーションが減ってしまう可能性や、2階へのアクセスが不便になる可能性があります。

 

吹き抜け階段のメリットとデメリット

 

吹き抜け階段は、開放感あふれる空間を演出します。
視覚的な広がりと、光や風を通すことで、明るい住まいを実現できます。
しかし、冷暖房効率の低下や、小さなお子さんや高齢者の転落リスクに注意が必要です。
安全対策として、手すりの設置や、床材の滑り止め加工などが重要になります。

 

 

まとめ

 

新築住宅の階段選びは、安全性、使い勝手、デザイン性、そして空間への影響など、様々な要素を考慮する必要があります。
直線階段、折り返し階段、L字階段、らせん階段といった種類と、リビング階段、ホール階段、吹き抜け階段といった配置方法それぞれにメリット・デメリットがあります。
ご自身のライフスタイルや家族構成、住宅の構造などを総合的に判断し、最適な階段を選びましょう。
後悔のない家づくりを実現するためには、十分な検討と計画が不可欠です。
それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、理想の住まいを実現してください。

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